- 2012-12-03 (月) 16:29
- 筑陽学園
平成24年度文化講演会が12月1日(土)、本校図書館1階ギャラリーで行われました。
この文化講演会は地域に開かれた学園を目指す本校が、17年前から各方面の方をお招きし年1回、講演をして頂いているものです。
今回のお話しは「幸せマイルール」~対人苦をとって人の向上を図る法~というテーマで、熊本県阿蘇郡小国町在住の北川八郎さんにお話をして頂きました。
北川さんは1944年福岡県生まれ。インド放浪の後、小国町に移住。断食等の修行をされ、「七陶三農」の生活を送っています。
また講演活動は、人々に「祈りを伝える者」として多数を行っておられます。
講演会は、本校周辺の地域の方、保護者、職員ら約65名の方々に集まっていただきました。
この社会で生きていく時、様々な人や出来事に出会いますが、自分の心の持ち方、表現の仕方で人との関係も良くなり、心が楽になっていきます。北川さんの軟らかい口調で、切々と説いていく話しに、会場も和やかになりました。質問コーナーでも様々な不安をお持ちの方の質問に丁寧に優しくお話し頂きました。
北川氏の言葉や写真をまとめた著書「幸せマイルール」より一部抜粋
大きなトゲは抜きやすく
小さなトゲは抜き難い
このように
毎日の小さな怒りと
小さなイライラは
小さなトゲとなって
心と体を いつまでも
チクチクと痛めてゆく
怒りと優しさの関係
知ってるかい・・・
怒りと優しさは
一つの袋に入っているんだよ
怒りが増えると
優しさが減り
優しさが増えると
怒りが減るんだよ
「子供達よ」
大人になったら
人の喜びの輪の中で
頒ち合いを覚えて
生きてゆきなさい
きっと自由と不足のない
生活が待っている。
「ありがとう」を
一日千回言うよりも
一日一回「ありがとう」
と言われる生き方を
勧めます
・・・・・・
来場された方々に講演会の感想を書いて頂ました。抜粋してここに載せて頂きます。
●私は今度高校入試を受けますが、不安な気持で過ごしていますが、話しを聞いて、夢に向かって突き進もうという気持になりました。
●わかっているけど出来ない自分が居たような気がします。
●耳と口が一番近く、自分の言葉が自分を形作るという考えが良く理解できました。
●高校生の子供達に聞かせてあげて下さい。いじめなどはなくなるのではないでしょうか。
●日常のことが例にあって楽しかったです。
●叱咤激励のつもりですが息子の態度が萎縮していくのが見てとれます。
●ネガティブな人生を捨ててポジティブに生きる気持になりました。
●主人といっしょに出席でき、これから仲良くなれそうです。
●一日の半分以上を感謝し、いい気分で過ごしたいです。
また北川さんの著書の販売もあり、多くの方が購入されました。尚収益金の一部は東日本大震災の義援金に充てられます。
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