毎年、デザイン科2年生素描Aパートの授業において3学期になると自画像デッサンに取り組みます。1学期と夏休みに石膏デッサン、2学期に静物デッサンに取り組み、やや腕が上がったところで「自分の顔」に挑戦です。
毎日見ている自分の顔ですが、自画像となるとなかなか難しいものです。主観を捨て、冷静に客観的に鏡を観察しながらリアリティを追求します。時々顔を触りながら骨格の形や筋肉の付き方などを確認しつつ描写を続けます。
今年は1月9日からスタート。2月18日の時点で20時間弱の制作時間です。一見完成しているように見えますが、細部はまだまだ。期末考査を挟んで2月22日〆切にむけてラストスパートです。
これからもトレーニングを続け、現在20時間以上かかる制作時間を1年後には5時間程度にまで縮めて行きます。きちんと取り組めば美大の入試実技にも対処できます。今年の2年生はなかなかのレベル。1年後が楽しみです。
デザイン科主任 岡元健
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