本日の朝礼で校長先生から、校外の方から手紙が紹介をされました。
手紙の一部
「私は久留米に住む松葉杖を使用している77歳の女性です。先日二日市から久留米までの西鉄電車に乗り、その際貴校の生徒さんから席を譲って頂きました。その日は電車のドアの事故で大変なラッシュ。ドアの所に外を向いて立っていた私に、筑陽学園サッカー部と書いてある真新しいバックの生徒が、「どうぞ座って下さい!」って3人で来てくれました。
その後、生徒達はドアに寄りかかり居眠りをしていました。今にも倒れるのではないかと思う位でした。『どうぞ生徒達が久留米まで絶対倒れませんように』と祈っておりました。
私が久留米で降りる時も、席が離れていましたので遠くから『ありがとう!!×100倍』の気持を込めて頭を下げました。本当に疲れていた私の身も心も、とても晴れやかになり、心の底から感謝の気持を伝えて頂きたく筆をとりました。
私も乗り物に乗るときはなるべく杖が見えないように気を使っているつもりですが、優しい心の持ち主にみつかりました。
どうぞ3人のスポーツ高校生にとても喜んだバーサンが居たことをお伝え下さい。」
校長先生はお話しの中で、手紙の一部を読み上げられ、人の痛みを理解し勇気を持って手を貸す生徒がいることを大変喜んでいました。
本校は今年創立90周年・デザイン科50周年を向かえ、「ありがとうの気持を未来に」という言葉を目標にしています。人に親切を尽くし、受けた親切に対して感謝を伝える。誰にでもできる大切なことです。手紙から学んだことでした。
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