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平成29年度 第14回筑陽学園吹奏楽部 定期演奏会

4月30日(日曜日)太宰府市中央公民館市民ホール プラム・カルコア太宰府で本校吹奏楽部定期演奏会が行われました。市民ホールには、毎年の演奏会を楽しみにしている方々や学校関係者、卒業生、出演者の友人や保護者、地域の方々など多くの方が来場されました。

PROGRAM

●第1部 Marching Stage
 ★ THE 20th CENTURY FOX FANFARE
 ★ AMERICA
★ I HAVE A LOVE
★ TONIGHT
 1部はマーチングステージ、黒と白のスポーティなユニフォームを身にまとい、機敏な動きと統制がとれた美しいフォーメーションでした。演奏と動きのハーモニーがとても良かったです。
 1部と2部の間を使い、生徒制作による、会場壁面を大きく使ったパート紹介のムービーがありました。若いアイディアいっぱいの映像で、各パートの生徒達をユーモラスに紹介していました。
 
●第2部 Classic Stage
★ マーチ・シャイニング・ロード
★「千と千尋の神隠し」ハイライト
★ ミス・サイゴン
 ★ Adventure tale of NEVERLAND

●第3部 Pops Stage
 ★ CGBB オリジナル劇「シンデレラ」
 ★ J-BEST `16
 ★ 英雄の証
 ★ SMAPメドレー
 ★ Paradise Has No Border



顧問談
昭和62(1987)年、部員1名からスタートした吹奏楽部も、丸30年を経過しました。
長いようであっという間の30年でした。何の指導経験もない私は、何からどう手を付
けたらよいのかわからず、一人また一人と部員が去っていったことをよく覚えていま
す。創部数年後、部員から「先生もっと各楽器の勉強をして下さい!」と指摘を受け
たまたま指を覚えようと借りた楽器が、部員個人のもので、「勝手に扱わないでくれ」
と怒られたことがあり、その後は楽器の勉強は諦めました。ある時「もっと厳しくし
てほしい」といわれ、しょっちゅう怒っていると、今度は「厳しすぎる」と部員から
吊るし上げ(?)られ、悔しさで涙したこともありました。コンクールに参加するかどう
かで、放課後教室で部員と何時間も話し合い、喧嘩したこともありました。その年は
たしか辞退することとなり、数名の部員が去りました。少人数の長い期間を経て、最
後は部員4人となり、これで吹奏楽部の火が消えると思ったこともありました。

ですが次の年、救世主のように20名近い部員が入部し復活しました。現在の定期
演奏会の原点であるスプリングコンサートを開催したのはこの年代の部員たちで、
今でも年に1,2度あって交流を深めています。今から15年前のことです。みんな
いい歳になり、中にはもう子育てが忙しいものもいて、私はさしずめ保育園の園長
先生のようなものです。それから15年、毎年定期演奏会が開けるようになり、創部
から15年間の積み重ねに改めて思いを馳せている次第です。演奏会もできなかった
時代の子達が、細々とでも続けていってくれたおかげで今があると思っています。
好きな音楽を続けられたのは彼ら彼女らのおかげです。心から感謝申し上げたい。
ありがとう!私は来年定年なので、これから音楽に携わっていけるのかは未定ですが、
陰に陽に現在の部員を支えていけたらと思う次第です。
 
さて話しを今回の演奏会に戻しますと、ステージマーチングは年を経るごとに上達
し、身内ながら感動すること然りです。私は何もできませんが、生徒たちのかっこい
いマーチングを見るのが大好きなファンの一人です。

2部のクラシカルステージでは繊細さや壮大さを表現するような曲が主体で、子どもだからといって手は抜きません。限りなく美しく、限りなく壮大な音楽を目指しました。
特にベトナム戦争下の米兵とベトナム人女性の悲恋を描いた「ミスサイゴン」は私自身も難しいと感じましたから、子どもたちはさぞ難しかったのではと想像します。やりがいのある曲でした。
 
3部のポップスステージでは、生徒の脚本による今風シンデレラに思わず笑ってしま
い、今の子はすごいと感心もしました。踊りも難なくこなし、筑陽版AKB?のよう
な楽しいステージになりました。今年はお客様にもご協力いただき、ペンライトを曲
に合わせて振っていただき、ミラーボールとともに演奏会に華を添えてくれました。
生徒のソロも皆堂々としたもので、私も思わず乗ってしまうほど上手でした。
アンコールで演奏したシングシングシングも全員でジャズに浸って演奏できました。
終演後はいつもですが、ちょっと寂しい気持ちになります。また同じメンバーで演奏
したいという思いがわいてきます。私にとって、部活はかけがえのない宝箱のような
もので、部員はいろいろな輝きを放つ宝石のようなものです。これからもこの子達と
音楽できる喜びをかみしめていきたいと思う毎日です。(本文1394字)
                     2019.5.22  文責 西田裕二




 


-演奏会の感想-
 本当にとても楽しめる2時間半の演奏会でした。毎日の少ない練習時間で演奏練習や劇、パフォーマンスや衣装制作など本当に良くやっているというのが印象でした。音楽に対する熱い思いを持つ顧問の西田裕二先生と主体的に活動する部員の存在が吹奏楽部の特徴だと思います。また来年、演奏会を楽しみにしたいと思います。

吹奏楽部の皆さん頑張って下さい!

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