本校卒業生、井口誠司さんのひとり芝居「芭蕉通夜舟」が、11月13日・14日に福岡市の唐人町「甘棠館show劇場」で催されました。
今年7月に「籠の鳥」で徳川家茂を熱演しましたが、それに続いての舞台です。
今年逝去された現代劇の大家、井上ひさし氏が江戸の俳人松尾芭蕉をリスペクトした大作でした。
若い井口さんが芭蕉をどの様に演じるか興味のあるところでしたが、松尾芭蕉という人となりを良く表現していました。
また数々の名句をどのように発想していったのか、スランプを脱するため様々な試みをし、ついに永い旅の後、日本の古典の紀行作品名作「奥の細道」を完成させます。
このプロセスを井上ひさし氏が書き、そして井口さんの個性と解釈で素晴らしい表現に仕上がっていました。
益々充実した舞台表現に挑む井口さんに、大きな声援を送りたいですね。
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