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2016-03-03

平成27年度 筑陽学園高等学校 卒業式

3月1日(火)第66回卒業証書授与式が行われました。
当日は、大変冷え込みましたが、お天気にも恵まれ、素晴らしい卒業式となりました。

卒業式

普通科中高一貫55名、普通科357名、デザイン科38名、合計450名の生徒が無事、卒業の日を迎えることが出来ました。

卒業証書授与では、担任の先生からひとり一人名前が呼ばれ、クラス代表の生徒が卒業証書を受け取りました。
また、功労賞、日本私立中学高等学校連合会長賞、皆勤賞の授与も行われました。


校長先生式辞

校長先生の式辞では、

皆さんが巣立って行く世界は大変厳しい状況のところもあります。
あちらこちらで大変なことがおこっています。

世界は多様に変化していきますが、しかし、皆さんがご両親から受け継いだ個性はすべて違います。
ご両親から受け継いだ遺伝子を育てていくことが大事です。

玄関ホールにも掲げていますが、「自らを学び、失敗から学び、自然の本質から学ぶ」
「自然の本質から学ぶ」、私は人間以外の生物が子孫を残し、生きていくために必死に働く。
その様な姿を見ると大変感動します。

今年はGo Straight!を目標に掲げました。
自然及び社会がいくら変動しても皆さんは目標に向かって真っすぐに向かってください。

卒業後、色々な道を歩むでしょう。
ぜひ、若い時にしかできないことに向かって真っすぐに突き進んでください。

6年間・3年間ともに学んだ友人を大切にして、筑陽学園で学んだ校訓・校風を誇りに思って夢に向かってたくましく巣立って行ってください。

皆さんの成長、活躍を教職員一同切に願っています。卒業おめでとう。

とお話がありました。


在校生 送辞

在校生の送辞では、2年B組の飯田 悟士くんが学校行事や部活動など先輩たちとの想い出を語ってくれました。

3年間の学業を終え、筑陽学園を旅立たれる先輩方、ご卒業おめでとうございます。今、先輩方の心の中では、学園生活の様々な思い出が回想されていることでしょう。
私の中にも、デザイン科、普通科、中高一貫科、それぞれの先輩方の背中から教わったことや、たくさんの思い出が積み重なっています。
デザイン科の先輩方には、一つのことを究極まで追求することを学び、普通科の先輩方には、勉強や部活動に対する情熱を学びました。
私の所属する中高一貫科の先輩方には、クラスメイトの大切さや友情の素晴らしさを教えて頂きました。

そんな日々の中で、先輩方の一番の思い出は、体育大会です。
あの暑い夏の日差しの中、汗を流し、砂ぼこりにまみれながら、「優勝」という二文字のため、一生懸命に練習を重ねました。
限られた時間と様々な制約がある中で、あんなにも素晴らしい体育大会を作り上げた先輩方を本当に誇に思っています。

私たちも、不安抱えながらではありますが、精一杯、筑陽学園の伝統を守り、更なる発展に向かって私たちのすべきことを一生懸命考えぬくことを誓いたいと思います。

と先輩方との思い出と先輩方へのメッセージ、在校生としての抱負を語ってくれました。


卒業生 答辞

卒業生の答辞では、3年A組の中山 亜紀さんが筑陽学園での生活想い出や先生方や友人、家族に感謝の気持ちを語りました。

この6年間には、合唱コンクール、オーストラリア語学研修、芸術鑑賞、体育大会、修学旅行など、たくさんの行事があり、そして、日々の授業、部活動がありました。気付けば、今までの人生の1/3をここで過ごしていました。

私たちは、これからの人生で得るものは、たくさんあると思います。
でも、それと同時に失うものも増えていきます。卒業するということも、ある意味失うことの一つなのかもしれません。
だから、私は、今この時に、感謝の気持ちを伝えたいです。

まず先生方へ。
試験や模試の点数が悪くて、自分に自信が持てなくなったとき、「次、頑張ればいい。」と背中を押してくださったり、
進路について、悩んだときも、気持ちを聞いてより良い道を示してくださいました。
そして、どんなときも「頑張れ。お前ならできる。」と励まして下さいました。本当にありがとうございました。

友へ
6年も一緒にいてくれてありがとう。
明日から会えなくなってしまうと考えると、どうしようもない寂しさがこみ上げてきます。
でも、たとえ離れたとしても、私にとって、みんなは、ともに青春を過ごした掛け替えのない友です。
信じてくれて、ありがとう。

家族へ
私が不器用なせいで、感謝の気持ちも伝えられず、18年間生きてきました。
私が聞く耳を持たず、もどかしいこともあったと思います。
そんな時も、何も言わず、私を一番に愛し、信じてくれ応援してくれて、本当にありがとう。

最後に、今日、卒業の時を迎え、私たちは、それぞれの道に新しい一歩を踏み出します。

と学園での思い出と先生方、家族、後輩に向けて、感謝の気持ちが伝えられました。


卒業式後は、各クラスに戻り、ひとり一人に卒業証書が手渡され、それぞれ最後の高校生活を惜しむかのように楽しんでいました。
卒業生の皆さん、進む道は、それぞれ違いますが、自分の夢に向かって頑張って下さい。

ご卒業おめでとうございました。



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