2008年10月7日
去る10月4日筑陽学園図書館ギャラリーに於いて、講師に太宰府市教育委員会文化財課 井上信正氏をお迎えし、筑陽学園文化セミナー「第13回文化講演会」が実施されました。
「古代都市太宰府の条坊 ― 筑陽学園周辺の発掘調査より ―」
校舎建て替えにともない、本年から本学園の敷地内で発掘調査が行われることになりました。本学園は太宰府の中心である都府楼跡にも近く古代には多くの人々の生活の場であったと想定されています。
井上先生には、発掘調査から何がわかるのか、という点から本学園の敷地が古代どのような土地だったのかという点についてお話を伺いました。
◆講演者略歴
井上信正(太宰府市教育委員会文化財課)
平成4年3月 山口大学人文学部卒業
平成6年4月 現職 主に埋蔵文化財発掘調査に従事。近年は太宰府条坊跡、大野城を調査。
◆主な著作
「太宰府条坊の区割りについて―発掘成果からの試案―」
「太宰府の街区割りと街区成立についての予察」 他著作・報告書・講演など多数。
◆まだまだ学生でわからない所も多かったです。
ただ、自分が登校している学校の場所は、歴史的にすごい所だと思いました。
◆講演を聴くまでは、自分が生活している土地の歴史について興味を持ったことがなかったのですが、本日はこれからの人生で為になるお話を聞くことが出来ました。
昔はこの土地でその時代の人々の生活があったんだということを正直初めて実感しました。
◆短い時間の中で広く深い内容のあるお話を伺うことが出来ました。自分でも復習したいと思います。
筑陽学園 Web制作委員会